MTB クロモリフォーク製作 その1
みなさんこんにちはこんばんははじめまして。
えんじと申します。挨拶がざつ
今製作しているMTBフレームに使用するクロモリフォークが完成しましたので過程をまとめました。
MTBフレーム製作はこちらから覗いてみてください。
どんな感じに自転車フレームが作られているかがわかるかと思います。
bicycle-efficiency.hatenablog.com
使用する材料はこれ
これらを使ってフォークを製作していきます。
フォークを二分するように両側に罫書き線を入れます。
そこに水抜き穴を開けます。
開けた穴からフォークのクラウンを伝って水が抜けるようにします。
そして溶接をします。
溶接は真鍮ろうを向かったろう付けです。
真鍮ろうと呼ばれる細長い真鍮の棒を、熱した鉄に当てて溶かして溶接します。
毛細管現象でパイプとパイプの隙間をろうが伝っていくのです。
フォークエンドも溶接。
これは真鍮ろう棒ではなく、コイル状に巻いた真鍮ろうをブレードの中に仕込みますを
それを外側から熱すると...
このように染み出て来ます。
フォークを治具にセットして、
クラウンにブレードを差し込みます。
白く見えるのはフラックスというものです。溶剤のことですね。
これを塗ることによって溶接時にろうを流れやすくしたり熱による鉄の酸化を防いだりします。
溶接...
とりあえず点つけ、ろうを1箇所に持って仮付けします。
そして本付け
こちらもコイル状に巻いたろうを中に仕込んで、それを溶かして溶接します。
中に置くので置きろうとも呼びます。
こんな感じに滲み出ます。
本体の溶接が終わりました。
続いてディスクブレーキ台座を取り付けます。
前回のロードバイク製作の時は、キャリパーブレーキでしたのでクラウンに穴をあけるだけでした。
ラグフレームを製作した時の記事はこちら。塗装までしっかりやってるので是非みてみてください。
bicycle-efficiency.hatenablog.com
今回はディスクブレーキ仕様MTBですので、ディスクブレーキ台座を取り付けます。
ディスクブレーキ台座取り付けは次記事で。