自作クロモリフレームにパーツを取り付け 後編 クロモリ ラグ フレーム製作 13
えんじです。
前回の自作クロモリフレーム組みの続きです。
前回はこちら。
自作クロモリフレームにパーツ類を取り付け。前編 クロモリ ラグ フレーム製作 12 - クロモリと神社と革と
前回は部品をパパッと取り付けて、残りがサドル周り、ホイール、バーテープのところでした。
今回はシートポストとサドルの取り付けです。
私の自転車は見た目重視のクロモリフレームです。重量に拘りは微塵もないで、サドルは性能と見た目、シートポストは見た目オンリーで選びました。
サドルはBROOKSのB17 s special
シートポストはtradizione 27.2です。
サドルは私が以前に乗っていたGIOSのクロモリからの移植です。
このサドルについての記事
女性用Brooks B17 S Specialサドルを買った話 - クロモリと神社と革と
シートポストはミケの肉抜き加工がされているものもかっこよかったのですが、私のblossomlilyには見た目の相性が悪いと感じたので、スリムさを重視してトラディツィオーネを選びました。
ちなみにミケの肉抜きシートポストはこんな感じです。
このあたりは好みの問題です。
さて、シートポストの取り付けですが、
ここで今回最大のの問題が発生しました。
シートポストが固定できない...
どうやら製作時にラグの内側を削ってしまったようです。
その上、思いっきり締め付けたら固定できるだろ!!と思ってトルクをかけ続けたらシートピンが折れました!
仕方なく買い直したのですが、シートピンなんてただのネジだろ?と考えていたわたくしえんじ、青二才でした。
シートピンが1000円以上するなんて...
泣く泣く購入し、とりあえずシートピン問題は解決。
そして問題は再びシートポストのずり落ちへと戻ってきました。
ずり落ちというよりはストンとほとんど抵抗なく下まで落ちます。
シム的なものを差し込めばすり落ちずにしっかり固定できると思うのですが隙間が1ミリもありませんでした。
心の中で号泣し、さじを投げようとしたまさにその時、友人から「ステンレステープ使ってみれば?」との連絡が。
これです。
これをシートポストのクランプされる部分に一周だけ巻きます。
ツイッターでも呟いたのですが、このステンレステープの僅かな厚みのおかげでシートポストが全く動かなくなりました。
ステンレスなので普通のテープより耐久力があり、取り付け時のぐりぐり押し込む行為でテープが少し損傷こそしましたが、しっかりと固定することができました。
どの程度この固定力が保たれるかはわかりませんが現状はこれでいきます。
そして、
シートポストとサドルを取り付けたことで念願の乗車ができるようになりました!
このblossomlilyに乗って近くの神社まで。
おかしな話ですが、見た目が本当の自転車になっていて少し感動しました。
ホイールがまだ黒いので見た目的には完成ではありませんが、乗り心地はとてもいいです。
以前乗っていたGIOSはデダチャイのパイプだったのですが、今回使ったカイセイ022はデダチャイのパイプよりも固い印象がありました。
ただそれも気のせいと言える範囲の変化だと思います。
アルミに比べたら柔らかいので、クロモリの特性が残ってるあたりクロモリの中でも柔らかい部類なのでしょうか(焼き入れ加工が施されているフレームはほんの少し少し硬い印象がありました。)
次回はホイール組です。
グランボアのリムとトラディツィオーネのクラシックハブでホイールを組んだ。クロモリ ラグ フレーム製作 14 - クロモリと神社と革と
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— えんじ@神社と自転車 (@konti_in) 2017年12月22日
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