MTB クロモリフレーム製作 ④ 後ろ三角の溶接 その1
初めましての方ははじめまして。
わたくし、えんじと申します。
前回はMTBクロモリフレームの前三角を作りました。
bicycle-efficiency.hatenablog.com
一ヶ月以上投稿が開いてしまいましたが、またポツポツと投稿していきます...笑
後ろ三角、
チェーンステーとシートステーですね。
使うパイプはカイセイ。エンドはリッチーです。
まずはチェーンステーの加工からです。
チェーンステーの先端に10mm深の割りを入れます。
入れるのですが...まさかの写真の撮り忘れ。ブログ更新を怠るとこういう事態に陥るのでよろしくないことこの上ないですね。反省します。
割りを入れて見栄えを良くするために斜めカットを入れた状態がこちら。
チェーンステーを治具にセットします。
因みに
ドライブ側のチェーンステーはスプロケがパイプに干渉しないように大きく削り取ります。
そしてパイプを鉄板で挟み込むように固定します。
ここで固定をしないとエンドを差し込んだ部分がずれてチェーンステーがガタガタになります。ホイールセンターが出なくなって乗られたものじゃないですね。
フラックスを塗ってろう付け準備完了。
はい終わり。
すこし溢れた真鍮ろうを削りとって...
こんな感じ。
チェーンステーとエンドの溶接は完了です。
次、チェーンステーの潰し&曲げ加工に入ります。
ロードバイクでは潰しはしたものの曲げはしませんでした。
タイヤ幅が狭いので28cくらいではチェーンステーに干渉しないからです。
マウンテンはタイヤ幅が広くなるのでチェーンステーに干渉しないように潰した上で曲げます。
潰し加工
潰すために治具を使います。
このようにセット。
バイスのハンドルを左右同じ周回します。
おらっ!
はい。
このように潰れます。
わたしこの潰しの見た目が嫌いなので製作モチベーションがあまり上がりませんでした...
曲げ加工
曲げ加工には木の治具を使います。
先ほどのチェーンステーをセット。
おらっ!!
曲がってるのがわかると思います。
二つ並べてみるとこのような感じです。
曲がり角度、支点、なだらかさなどいろいろありますが、
完全に折れましたね。
折れてはいないのですが、一か所に支点が集まってしまったので折れるような形で曲がってしまいました。
強度的にどうなのかわかりませんが続行します。
冶具にチェーンステーをセットします。
このままではBBとチェーンステーを溶接できないので、チェーンステーをBBの曲面にそって座繰ります。
座ぐりやすいように余っている部分をある程度カットします。
ちなみに寸法はリヤエンド430,0㎜。チェーンステーが454,0㎜なので1,0㎜余裕を持たせて23,0㎜カットします。
こんな感じにカット。ここから座繰りシールに合わせて座ぐっていきます。
今回はここまでです。
ひとつ、
寸法についてあまり詳しく書かないのは、あまり数値的なことを話しても面白くないだろと勝手に考えているからです。
私の記事を読んで「こんな風に作ってるんだー」とか「おもしろい」とか何かしら感じていただけたら嬉しい限りです。
続きはこちら
bicycle-efficiency.hatenablog.com
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— えんじ (@enjiblossomlily) 2018年9月8日
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