古いお金、寛永通宝を使ったトップキャップを作りました。
皆さんこんにちはこんばんは。
私、えんじと申します。
私が去年から構想していた自転車パーツがついに形になりました。
こちらです!!
「古銭トップキャップ」です!
外径:31.8mm
厚み :プレーン6mm
爪 6.5mm
六角穴ボルト:4mm
ボルト長さ:30mm
何故古銭トップキャップを作ったか。
私えんじは"和"が好きです。
和と言っても平安、江戸、明治期と様々な時代が好きです。(明治期は和とは呼べないかもしれません)
そんな"和"を取り入れた自転車や自転車パーツを作りたいと常々考えておりました。
和要素を取り入れたいのなら昔のものをそのまま使えば良い、と考えた結果古銭を使うまでに至ったのです。
使った古銭
こちらです。
はい、見ての通り寛永通宝です。
裏側に文と書いてあったので文銭と呼ばれる銅製のごくごくありふれた貨幣です。
価値的には今で言う10円程なのでしょうか。
どうやら日本のどこかではこの寛永通宝を実際に使用できる市があるとかないとかと言うもっぱらの噂でございます。
私自身、突飛な発想なある程度のデザインはできますが学校の都合上、肝心の製作ができない状況にありましたので、フライス盤を所有している友人を頼ることにいたしました。
その友人であるNさんが改良を加えた古銭トップキャップがこちらです!
単品で見ただけでめちゃくちゃかっこいい...
爪内部に古銭が収納され、円柱の角が落とされてより洗練されたフォルムへと変貌しました。
どうやって爪で古銭を留めたのか全く理解できませんでした!
プレーンタイプと爪タイプをそれぞれ自転車につけてみました。
甲乙つけがたいです。
真鍮と相まって落ち着いた風貌を保ちつつ、存在感を放ってくれているのでアクセントとしてはばっちしです。
そしてこの古銭の何よりも魅力的な所、それは"真鍮の経年変化"です、
真鍮は経年変化によって色がくすんでいきます。
手持ちの真鍮はどれも新しく変化は見られませんが、使っていくうちに変化していきます。
銅と亜鉛の合金である真鍮は、空気中や手経由で伝わる水で銅が酸化して変化していきます。
身近なところでいうと5円玉がそれにあたります。
さて、
このトップキャップ、ボルトが古銭の内側に納められています。
ですので古銭の四角い穴に4mmアーレンキーを差し込んで締め付けができるようになっています。
こちらの古銭トップキャップ、販売もしております!趣味で作成しているものですので需要などは気にしておりません。好みの会う方は是非どうぞ。
プレーンタイプが一つ2000円
爪タイプが一つ2500円で販売しています!
もし購入したいという方がおりましたらTwitterやInstagramにてダイレクトメッセージをお願いいたします。
基本毎日確認しています。ツイ廃とかインスタバエとか言わない。
寛永通宝を使ったアヘッドステム用トップキャップが完成しました!
— えんじ@古銭エンドキャップ製作中 (@enjiblossomlily) 2018年7月21日
ボルトが埋め込まれているので古銭穴から4mmアーレンキーで締め込みが可能です!
爪タイプとプレーンタイプの二種類がございます!共に径31.8mmです。
価格は爪¥2,500 プレーン¥2,000での販売です!是非DMまで!#古銭トップキャップ pic.twitter.com/bHqoea9tw1
いつもはクロモリフレーム製作や塗装の記事を書いています。