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クロモリと神社と革と

自転車専門学校所属、元自転車販売店員の私、えんじの日記。クロモリとか革とか神社のこと話してます。

赤い牛床革でクロモリフレーム用の革サドルバッグを自作した。

えんじです。

 

自転車組みの合間に新しいフレームblossom lily用のクラシカルな革サドルバッグを作りました。f:id:rin_efficiency:20180426171306j:image

 

以前はフレームが青かったので色を合わせて「ロール型工具入れ」を作りました。

 

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以前作ったロール型工具入れの記事はこちら。

牛床革でロール型工具入れ?サドルバッグ?を自作した話。 - クロモリと神社と革と

 

今回はロール型ではなくサドルバッグを作りました。

 

その上で考慮した点を挙げると、

  • 価格
  • 快適性(性能)
  • デザイン

です。

 

物を作る上でごくごく当たり前の三つですが、今回は

価格>性能>デザイン

の順に意識をして制作しました。

 

わたくしえんじ常に金欠状態といっても過言ではないほどお金がないので高価な革は使えません。

そもそもお金がないのなら革なんて使わなければいいという話ですが、その通りです。

 

ですが革にも当然種類がありまして、高い革もあれば安い革もあるのです。

 

今回は比較的安い革を使用しました。

 

 

 

 

こちら。

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色はフレームに合わせた赤で、床革と呼ばれる牛革です。

 

 

 

床革とは

皮を銀面(皮の表面側)のついた層と、その下層部分に水平に分割したときの下層部分。

のことです。

 

 

ですが床革も切り離しただけで一応本革の分類です。床革の表面に樹脂を積層して艶を出したものを(PU加工)PUレザーと呼んだりします。

 

 

 

 

 

閑話休題

 

今回はそんな床革を使ってサドルバッグを作りました。

ちなみに床革の存在が最優先すべき価格の安さを解決してくれます。

 

 

 

前回作ったロール型工具入れサドルからいちいち外して使わなければいけないので面倒な点がありました(工具の使用頻度なんてたかが知れてるだろうという気持ちで作りました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが何ヶ月か使ってわかったことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

多人数で走りに行く時のアーレンキーの使用頻度半端ねえ...

 

 

自転車交換をする際のサドルの高さ調節がダントツで多かったです。もうサドルの横にアーレンキーを結びつけておこうか悩みました。

 

 

 

そしてもう一つ、サドルバッグ型にする上で考慮すべき点、走った時にサドルバッグがブラブラしない。

です。

 

初めて作ったサドルバッグはサドルにつけてダンシングするとブルンブルン揺れて快適とは程遠いものでした。

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こちらが初めて作ったサドルバッグ 。設計上使いにくい部分が多々ありますが、初作品故、愛着がとてもあり今でも使ってます。

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サドルにつけるとうっとおしかったのでフロントにつけて使っています。

 

 

 

 

ということで、サドルから外さずに工具を取り出せて、ブラブラしない程度の性能保持が目標です。

 

 

 

 

その上で問題になってくるのが床革が薄くて弱いという点。

 

床革が薄くて弱い普通の革サドルバッグの形状でつくる→自重で所々が伸びる→見栄えが悪くなる上にブラブラする

 

となってしまいます。

 

 

ですのでバッグの一点で重さを支える方式ではなくバッグそのものを包み込む様にサドルに取り付ける方式を採用しました。

 

どういうこと??となるかもしれませんが完成品を見ればあーなるほどねとなりますので安心してください

 

 

 

デザインに関して、

デザインは丸っこいというより四角い感じ

 

ビジュアル面でしっかりとした少し固い印象を与える英国紳士風()なサドルバッグを意識して、フレームと調和するようなものを目指しました。

 

 

 

 

さて、

 

超絶簡単な製作過程です。

 

 

まずは大まかに型を考えてその通りに革を切って造形。

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縫って

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はい完成です。

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講評

見た目に関しては完全に私好みになりました。

美錠が好きなので、前回と同様今回も美錠を使いました。

 

写真を見てわかる通り革サドルバッグ本体にベルトを縫い付けて一点で支えるのではなく、革サドルバッグそのものを包むように取り付けました。

 

この包み込む点に関しては前回作ったロール型と同じですが、走行時の快適性は素晴らしいです。

 

ぶらつく感じもほとんどなく、ベルトをしっかり締めることによってダンシングしても左右には振れず、違和感なく走れました。

 

更に強度を増すために内側に芯材を仕込んで工具などの重さで革が伸びたりバッグが潰れないようにしています。

 

と言っても内側に縫い付けているわけではなくただ差し込んでいるだけです。雨で濡れた時に芯材の変えが効くようにという配慮です(縫うのが面倒だからでは断じてない。)

 

 

工具の出しやすさですが、ベルタを緩めてフタを開けると取り出せるようになっています。

 

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前回のベルトを全てとってロールを広げて工具を出す、という方式に比べると幾分かは出しやすくなったかなぁという感じです。

 

 

 

 

私は、極論ですが結果が良ければ制作過程なんてなんでもいいと考えてます。

 

最後につじつまが合えば良い。

終わり良ければすべて良しと言いますしね。

 

ただ良い結果を求めると必然的に良い過程を通らなければいけないというのも事実です。

 

その上で良い結果が出るのが一番ですね。

 

また作りたいものができ次第、製作していこうと思います。

 

 

 

 

依頼に関してですが、かなりコアな部類のアクセサリーですが、もし使ってみたいという方がいらっしゃれば依頼は承ります。

 

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自作クロモリフレームにパーツを取り付け 後編 クロモリ ラグ フレーム製作 13 - クロモリと神社と革と