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クロモリと神社と革と

某自転車専門学校卒業後、某自転車メーカー開発へ。クロモリや革、神社のこと話してます。

割り箸で神社をつくった。

私は神社が好きです。そして何かを作るのもまた好きです。

 

神棚のある家に憧れていていいなぁ〜と思っていた時期があり、その時お金が全くなかったのでなんとか低予算で神社の模型みたいなものをつくれないか...と考えた結果、割り箸という素材を見つけたのでそれで神社を作り神棚として祀ろう!的なことを考えていました。

 

 

 前ににちゃん山車を割り箸で作った方がいらっしゃったのを見て、神社作りてえなと思ったのも作った理由の一つですね。

 

 

 

 

頭の中に設計図があったのでそれを頼りにして作り始めました。

 一応日吉造という構造の神社をモチーフにつくりました。日吉造が一番構造的に美しいと思っています。

 

 

 

まずは神社の壁、羽目板を作りました。割り箸を一本一本長さを図ってカッターで切断の繰り返しです。この時の作業用bgmは東方アレンジメドレーでした。お気に入りは妖怪の山です。

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次にこの壁を乗っける土台、という廊下のような部分と階段をつくりました。

 ここらへんも頭の中の設計図に従ってつくりました。

 

 

つまりです。

 

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これをひっくり返して

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こう

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階段がうまくいってなかったので取り外して作り直し、脇障子の骨組みだけを取り付け。

それと羽目板の上部分、斗供をつける部分を拡張しました。

 

 

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ちなみに擬宝珠と呼ばれる柵のようなところは、 爪楊枝と竹串を使いました。

 

 

 

 

拡張した部分に斗供をつけるとこんな感じになりました。なんとなく様になってきた気がしますが、屋根がないとやはり締まりませんね。

 

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ここまでで暇な時間にコツコツと作業や試行錯誤をして.四ヶ月くらいかかってます...途中何度も飽きたのですが完成させなきゃいけないという謎の使命感のもと頑張りました。

 

 

そして屋根に取り掛かります。日吉造特有の屋根です。私はバカなのでこの屋根の構造も実際に割り箸を切ってボンドをつけて組み立ててみないと理解できませんでした。

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屋根の裏には垂木にあたる部分を貼っつけました。f:id:rin_efficiency:20171215014144j:image

 

 この垂木を貼る作業だけでも相当時間がかかりました。こういう単純に切るものが多い作業は脳死して作ると案外早く終わりますね。初めと終わりしか記憶が残っていません。

 

 

そして屋根と胴を組み合わせるとこうなります。

 

やっと様になってきましたね...

 

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最後に向拝柱というものを取り付けてとりあえずはおしまい!屋根の謎空間とかそもそも鳥居とかその他諸々をつくってないけど、今はこれが精一杯ですね。

 

 

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建物の各部名称や造りの名称などを調べながらやったので結構知識が身につきました。何に使うでもないんですけど。

そのせいかなんだかんだ言って一年くらい時間がかかったかもしれません。見本がない分手探りで進めて行ったのでかなり完成が遅れましたね。

 

 

 

でも遊んでるから正直結構いい出来になったと思っています。設計図も何も書かないでここまで作れるのかと完成させた自分が一番驚いています...

 

自分で作ったものを客観的に見るのは結構難しいものですので、この割り箸神社をみてこうした方がいいだろ!とかここどうなってんの??とか感想を下さると嬉しいです。批判でも賞賛でもどんとこいですのでお待ちしています!