フレームに使うパイプ紹介とパイプの座繰り。クロモリ ラグ フレーム製作②
前回の真鍮ろう流し練習が終わり、本格的にラグフレームの制作に取り掛かります。
前回
ラグの真鍮ろう流し練習 ラグフレーム制作① - クロモリと神社と革と
クロモリのパイプ紹介
今回使うパイプは、カイセイの022と言うクロモリパイプです。
カイセイは他にも.
024.019.017.4130Rや8630.8630Rなど様々な種類のパイプがあります。
これらのパイプの違いは何かというと
薄さと強度と加工の違いです。
カイセイ、コロンバスのパイプの種類についてはこちら
クロモリのパイプの種類について、カイセイ?コロンバス? - クロモリと神社と革と
パイプの素材(クロモリやニッケルモリ、マンモリ)についてはこちらをどうぞ。
クロモリ、ニッケルモリ、マンモリの違いとは??クロモリフレームは何故細い???? - クロモリと神社と革と
さて、
まずはパイプとラグが配られました。
パイプは先ほど紹介したカイセイ022
トップチューブ(25.4mm)
ダウンチューブ、シートチューブ(28.6mm)
シートステー、チェーンステー×2
のパイプが配布されました。
ラグはロンシェンというメーカーのイタリアンカットというシンプルで直線上な感じのラグです
。こちらの写真はロンシェンのものではないです。前回の流用ですね。
他にもコンチネンタルカットという種類のラグもあり、そっちは少し複雑でおしゃれな装飾性の高い形状のラグです。
こんな感じの。
まずはパイプを座繰ります。ざぐりです。
パイプの先端とパイプの曲面を合わせようとしてもうまくはまらないので、パイプの先端をパイプの角度と径に沿ってざぐります。
使うパイプはダブルバテットで、シートチューブだけ、シングルバテットです。
理由はシートポストを差し込む部分の径が違うと、内側でガタが出てしまう上に薄すぎると強度が保てないからです。
よーく見るとわかるのですが、内径が途中で変わっています。これがバテットです。
フレームの前三角をこんな感じに座繰りました。
BBシェルにパイプを差し込み、シートチューブの長さを図り、切断します。
適切な長さへの切断や座繰りは失敗もなく無事終わりました。
作業が進み次第ブログ更新します。
それではまた。
続きはこっち。