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クロモリと神社と革と

某自転車専門学校卒業後、某自転車メーカー開発へ。クロモリや革、神社のこと話してます。

女性用Brooks B17 S Specialサドルを買った話

今年からレザークラフトを始めて革に興味を持ちました。

 

革の持つ独特の風合いや質感に心を奪われてしまった私は、前々から少し気になっていたものを購入するか真剣に考え、悩んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

届きました。

 

Brooks England B17 S Specialf:id:rin_efficiency:20171204175703j:imagef:id:rin_efficiency:20171204175712j:image

 

 

こんな感じの箱に入ってました。(影に気を使え)

 

中身はというと

 

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注文したハニー色のサドルとテンション張りの工具、それと封にはいった説明書と専用オイルがついてました。

 

サドル革を絞って形成してるせいか先端と後ろロゴ付近の色が淡くなっています。素晴らしい色合いですね。

 

 

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説明書にすら手を抜かないブルックス。どこまでも購入者を満足させる工夫と努力が詰め込まれてますね。

 

肝心のサドル

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このB17 S Specialというモデルは局部の圧迫を避けるために穴あき加工が施されています。

 

更に、全長が275mmから242mmへ変更されています。

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ブルックス製品ではないですが、前のサドルと比較しても小さいことがわかります。

 

スッキリとした見た目が特徴のクロモリでかいサドルをつけるのは個人的には"無し"だと思っているので私はあえて女性用ブルックスサドルを購入しました。

 

実際、先端に座ることのほとんどない私の乗り方では全く支障がありませんでした。

 

よくブルックスのサドルは初めがとても硬いという話を聞きますが、お尻の二点でしっかりと座れているので硬さはあったものの革のしなりとも相まってかなり乗り心地が良い印象でした。

 

f:id:rin_efficiency:20171204171558j:imageこのB17 S Specialは他に比べて革が柔らかめなのか、側面の穴に紐を通して革が広がらないような工夫が施されています。

 

紐通し穴をおしゃれ!と捉えるか、ちょっと不安、と捉えるかは人それぞれですが、私は他のサドルにないB17 S Special個性だと思っています。

 

 

 

実際に取り付けて見ると

 

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サドルを変えるだけで印象がガラッと変わりました。

 

例えるなら、黒髪の人が急に茶髪へ染めたようなそんな変化です。黒サドルで見慣れているのでとても新鮮で衝撃を受けました。

 

 

 

 

手入れとしては、付属しているオイルサドル表面に塗りました。写真では分かりにくいですが塗ってあります。

 

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革を柔らかくしてお尻の形状に変形しやすくするためのオイルでしょうか。革専用の他のオイルでもいいと思うのですがせっかく純正品があるので使用。なんとも言えないやさしめの刺激臭がくせになりそうです。

 

 

オイルを塗ると黒い筋のような模様が浮かんできました。

 

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塗って染み込んだオイルをふき取ると黒い模様は薄くなったのでまあ良しとします。多分牛の血管か筋かなにかの後だと思います。これも味ですね。

 

 

 

 

さて、

 

ブルックスユーザーならオイルを塗る頻度が気になるところですよね。

 

頻繁に、それこそ毎日オイルを塗れば柔らかくはなりますが、その分ヘタりが早くなります。

 

 

 ですので、お尻の形にサドルが馴染んでくるまでは3日に一度

そしてお尻の形に変わってきたら塗る頻度を

三ヶ月から六ヶ月(公式通り)にしようと思います。

オイルの塗りすぎだけは良くないですからね。安い買い物ではないので失敗はしないように安全な方法を選びます。

 

 

経年変化が楽しみで仕方がないです。また革の色が変わる頃に記事を書くこととします。